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東ティモール豪雨緊急支援

東ティモール豪雨 被害状況(4月7日)

4月5日(月)にご寄付を呼び掛けてから、多くの皆さんにご寄付をいただいております。

過去にティモールを訪れたことがある方、コーヒーを購入してくださっている皆さん、普段からパルシックの活動を応援してくれている方、ニュースで初めて知った方…、温かいご支援をいただき本当に感謝しています。

最新の情報では、10,000人以上が家を失い、32人の死亡が確認され、行方不明者の数は未だ分かっていません。[1]

東ティモール副首相のジョゼ・ルイス氏は、「今回の洪水は、東ティモールが過去40年間で経験した中で最悪のものだ。」と語っており、今回の被害の甚大さがうかがい知れます。

被災世帯数の県別地図。赤色が濃いほど被害が大きい。ディリ県、ビケケ県での被害が大きいことが分かる。 (UN Resident Coordinator’s Office (RCO), Timor-Leste: Floods Flash Update No. 1より)

支援活動全般を統括している民間防衛庁(Civil Protection)より、緊急事態に対処するため国際機関に支援要請が出され、パルシックもニーズ調査を今週中に開始する予定です。 

膝の上まで浸水した様子

家財道具を全て外に出して片付ける様子

東ティモールでは、4月5日に同国初の新型コロナウィルスによる死者が確認されました。[2] 3月以降、首都ディリを中心にいくつかの県で市中感染が広がり、外出規制や県をまたぐ移動が制限されていました。そのような状況下で発生した大規模災害により、今後の感染拡大も懸念されています。

【ご寄付のお願い】東ティモール豪雨 緊急支援

[1] UNFPA, UNFPA provide essential services to flood victims: Worst floods in 40 years leaves 32 people dead and over 10,000 homeless in Timor-Leste
[2] The Jakarta Post, Timor Leste reports first fatality from COVID-19

(東ティモール事務所)

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