PARCIC

オンライン学習

国境を越えたオンライン講座(学校向けプログラム)

パルシックは、これまで大学や高校と協力して、1週間~3週間ほどで、多文化共生、平和構築、フェアトレードなどをテーマにして「海外学習プログラム」「スタディーツアー」を実施してきましたが、新型コロナウィルス感染下でそのような海外旅行を伴う授業は難しくなってきました。若い人たちには、新型コロナウィルス感染下だからこそ、いろいろな国の文化や社会に触れてほしいと願います。

そこで、ツアーや出前講座に代わる現地からのオンライン授業をご提案します。各学校のカリキュラムに沿ってテーマや場所などは変更可能で、以下はいくつかの案です。具体的にはご相談して内容を作らせていただきます。

1. 現地からのご報告

基本は90分としてその中の講義は60分で質疑は30分とします。報告者は基本的に当団体現地事務所のスタッフが現地から行います。

  1. 東ティモールのコーヒー生産者たち
  2. シリア難民の暮らし
  3. パレスチナの女性
  4. マレーシアの食と多文化
  5. インドネシア災害被災者

2. オンラインツアー

状況に応じて時間は2時間程度とし、映像で現地を紹介しながらお話します。例として以下のようなプログラムが考えられます。

  1. 東ティモールのコーヒー産地
  2. マレーシアの多文化社会に見る豊かな食事
  3. マレーシアの漁村での環境保全活動
  4. レバノンのシリア難民の暮らし

3. オンライン語学学習

当団体がマレーシアで行ってきたプログラムをオンライン化したもので、英語を学びながら現場をみる授業を企画・実施します。下記は一例です。

1日目 英語でマレーシアの社会を聞く
2日目 ペナンの市場を見る
3日目 ペナンの街の歴史を見る
4日目 ペナンの漁村の暮らしを見る
5日目 英文レポート:マレーシアの多文化社会に学ぶ
6日目 英語で意見交換

実施例

・京都産業大学国際関係学部(2020年7月27日)

・千葉県立成田国際高校(2020年8月3日)

・摂南大学外国語学部「世界を知るウェビナー全4回」(*摂南大学ホームページに飛びます)

第1回インドネシア(2021年5月27日)
第2回マレーシア(2021年7月8日)
第3回シリア難民(2021年11月4日)
第4回東ティモール(2021年12月16日)

・文教大学国際学部(2021年9月7日・8日)(*文教大学ホームページに飛びます)

お問合せ先

ご関心をお持ちの方は、パルシック東京事務所(担当:民際教育部 西森)までご連絡ください。

TEL: 03-3253-8990(平日10時~18時)
オンライン学習 お問合せフォームへ 

*オンライン講座の一部は日本万国博覧会記念基金からの助成により実施しています。