PARCIC

SDGsを学ぶテーマ例

東ティモール

長い紛争の時を経て、2002年に独立を果たした東ティモール。パルシックは、この若い国の国作りを支えるため、フェアトレードを通じたコーヒー生産者支援、ハーブなどの地域の特産品を活かした女性の生計向上支援、子どもの栄養不足を改善する「ふりかけ」事業などを行っています。人と人とが支え合う、持続可能な社会を目指して、地域の人たちと共にゴールを目指し活動しています。

東ティモールでの活動

スリランカ

長きにわたった内戦で家族を失った寡婦女性たちを対象に、ミシンを提供、縫製技術を指導してエコバックなどの縫製製品を作り、女性たちの自立を支援しています。エコバックはプラスチックごみの削減にも繋がっています。また、スリランカの主要産業である紅茶生産では、栽培農家の健康と安全、そして環境の保全のために有機栽培への転換を支援しています。

スリランカでの活動

マレーシア

乱開発の進むペナンで、自然環境と水産資源を守るため、漁師たちと一緒にマングローブを植林しています。マングローブの実は、漁師の妻たちのグループが加工販売し収入につなげています。また、「多民族・多文化・多言語」のマレーシア社会を英語で学ぶ教育プログラムを現地の講師と協力して実施しています。

マレーシアでの活動

パレスチナ

「天井のない監獄」とも呼ばれ厳しい軍事封鎖が続くガザ地区は、高い失業率、貧困率が深刻です。パルシックは、2014年の戦争を契機にガザの復興支援を行っており、現在は、女性が稼ぎ手となっている世帯に羊を配り、乳製品の販売を通して収入を得られるよう支援しています。また、ゴミ問題が深刻なヨルダン川西岸地区で、住民の環境意識の向上、ゴミの分別・再利用などに取り組んでいます。ゴミは堆肥化し、地域の農業に利用します。

パレスチナでの活動

シリア・シリア難民

シリアの人びとが隣国レバノンへ戦火を逃れてきてから10年。難民のうち、半数以上は18歳未満の子どもであるとされていますが、多くが学校に通うことができていません。難民の子どもたちが将来「失われた世代」とならないよう教育センターを運営しています。また、シリア国内では、長引く紛争で農業を止めてしまった人たちが、荒れた大地を耕し農業を再開できるよう復興への一歩を支えています。

シリア・シリア難民の活動

「みんかふぇ」を通じた地域の居場所づくり

東京都葛飾区で、コミュニティカフェ「みんかふぇ」を運営しています。貧困化が進む日本で、子ども食堂やカフェ、宿題を見る学習支援などの活動を通じて人と人とが繋がれる場所、困った時には相談出来るような「居場所」を作っています。

居場所作り(みんかふぇ)の活動