PARCIC

コーヒー畑改善事業

コカマウとの深煎りな日々 1

コーヒー畑からはじめまして。東ティモール、マウベシ事務所の工藤です。

つい3か月ほど前まで日本国内で某シアトル系コーヒーチェーンの店長として白シャツにエプロン、革靴を身につけておしゃれにカプチーノなんかを作っちゃったりしていました。

それが気づけばそれまで名前しか知らなかった東ティモールで、サッカーシャツにサンダルという格好でコーヒー畑を歩き回っています。

さいたまスタジアムにサッカーを見に行く途中ではないです

2019年11月から5年間のコーヒー畑の改善プロジェクトが始まりました。

パルシックは2002年の東ティモール独立当初から東ティモールの重要な輸出産品であるコーヒーを通じた取り組みを続けています。

▽コーヒー生産者支援(2002年~)
https://www.parcic.org/timor-leste/project/supportproducers/

しかし、近年はコーヒー畑の老朽化が原因となり収穫量が激減。
抜本的な対策が必要となり今回のコーヒー畑の改善プロジェクトを改めて開始することになりました。
簡単に言うと、古くなった木を切ったり植え替えたりして畑を生まれ変わらせよう!
というプロジェクトです。

詳細は今後のレポートで触れていきたいと思います。

コーヒー畑でのパルシック現地スタッフによる圃場調査

このプロジェクトに参加するまではコーヒーを作っている国、としか知らなかった東ティモール。

ここ最近はアジア諸国からの旅行者と出会ったり、日本の大学生のフィールドワークの受け入れをしたりするうちに、もうすでに自分が東ティモール側の人間という感覚になってきているのを感じます。

これまでの人生で10か所以上の町で生活してきましたが、ここが第2の故郷になりそうな気がしてなりません。

事務所兼住居横。この景色を見ながら飲む朝のコーヒーは格別

このプロジェクトでのコーヒー畑の改善の記録と共に、東ティモールの現状や私のここでの生活についても皆さんに知ってもらえるようにこれから月2回レポートしていきます。

すでにこの3ヶ月多くの新しい経験をすることができました。

まずはここまでの活動を振り返るところから始めたいと思います。

3ヶ月でコーヒーもどんどん成長しています

ということで次回、東ティモール到着編(仮)乞うご期待!

(東ティモール マウベシ事務所 工藤竜彦)

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