本日夕方、50世帯分の非食品物資を洪水被災者支援事務局へ届けました。不足していた非食品物資が届いたととても喜ばれ、早速、明日(土曜日)に事務局の方と一緒に被災者へ届けに行く予定です。
また、早朝にBidau Masau小学校を再訪し、先生から被災状況を詳しく伺ってきました。被災している生徒数は55名で、うち、氾濫した川沿いに住んでいてもっとも被害の大きかった生徒2名のお宅を訪問しました。家財道具はほとんど土砂に埋もれ、洪水から1週間が経っていますが、まだ生活再建できるような状態ではありませんでした。被災者支援事務局からの聞き取りもまだ受けていないということで、支援の網から漏れてしまっている地域かもしれません。
学校を通じて、生徒たちの学用品や衣類を、そして集落長を通じて被災した家庭への救援物資を届けることが出来ないか、調査を続けます。
Ivoniaちゃん(6年生)は両親が昨年亡くなり、おじさんの家に身を寄せていたところ被災。13日金曜日の夜に川が氾濫して逃げる間もなく、自分の肩より上まで水が来ておぼれそうになりながら家の中にあった何かにつかまりながら、水が引いてきたところで水の無い方に向かって赤ちゃんを抱えたおばさんとおじさんと一緒に逃げた、とっても怖かったと話してくれました。
Vaneziaちゃんの家はちょっと高いところにありますが、家電等、まだ流されていないものもすべて使えなくなった、服も、キッチンも使えなくなった。今は、川から水を汲んできて服を洗ったり、汚れたものを洗い流していると話してくれました。彼女たちの着ている体操着は、学校の先生が卒業生や先生の家族たちからかき集めてきたものだそうです。