3月13日に発生した東ティモールディリ市内の洪水に関してご協力のお願いをしたところ多くの方からご寄付をいただきました。ありがとうございます。
3月18日、パルシック東ティモール駐在員は情報収集のために、洪水被災者支援事務局が設置されている内務省災害リスクマネージメント局を訪問しました。
事務局は洪水から5日目の18日現在、緊急合同支援(水、食品、非食品の被災者への配布)をしながらデータ収集を続けています。事務局に政府、現地団体/国際団体、個人からの支援物資が集められ、これらを被災者に偏りなく届けるために、被災者支援を実施する団体・個人は事務局を通じて活動する予定です。同時に、非食品が3,000世帯分不足していることが分かりました。
また同日「ふりかけ普及と食生活改善による栄養改善事業」の担当スタッフが、当該事業でパイロット校となっているBidau Masau小学校を訪ねました。生徒の家庭の多くが被災しており、中には両親のいない小学校4年生の子どもがお兄さんのところに身を寄せ、被災して着るものもなく、毎日同じ服を着て登校しているという話もありました。詳細なニーズ調査を進めます。
洪水から5日が経ち、政府の事務局も動き始めています。パルシックは、まずは50世帯分の非食品物資を購入して被災者支援事務局を通じて届けます。さらに関係する小学校などのニーズに応えていく予定です。引き続きのご協力をお願いいたします。