PARCIC

デニヤヤ小規模紅茶農家支援

茶畑の有機認証取得 記念式典

2016年8月6日、エクサの一部の茶畑が有機JAS認証を取得したことを記念して、キリウェラドラのプンニャーティラカラーマヤ寺院にて記念式典が行われました。

式典には、日本からパルシックスタッフやアールグレイ紅茶のお客様も立ち合いました。デニヤヤ駐在員の高橋が赴任を開始し、有機転換事業が始まって5年。エクサの農家たちにとって、待ちに待った有機JAS認証取得です。今回は、39世帯の農家が有機JAS認証を取得しました。農家たちは今回の認証取得を大変喜び、いつも支援してくださっている方々に感謝の意を表しました。

式典の前には、紅茶のお客様とエクサの参加農家による対談が行われました。消費者の声を直接聞ける機会は、参加農家にとって大変貴重です。対談の後、「日本語を勉強したい」と言っていた農家がいて、自分たちを応援してくれている人がいることが実感できて非常に嬉しかったようです。

式典は、午後3時に始まり、午後6時まで続く3時間の長丁場(さすがは話好きなスリランカ人)でしたが、南部州の閣僚がSPを引き連れて駆けつけるほどの、盛大な式典となりました。

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有機JAS認証を取得したダヤセーナさん

 

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式典に集まった参加農家たち

今回の有機JAS認証取得は、農家たちにとって確実なモチベーション向上につながりました。これに続い て有機JAS認証を取得する圃場、農家が増えることを期待します。

ブドゥサラナイ(シンハラ語でブッダのご加護がありますように)。

(デニヤヤインターン 村上紘寿美)