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マルハバ!ラマッラー駐在員のパレスチナ日記 #6

マルハバ(こんにちは)!
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区ラマッラーから高橋です。

日本では桜前線が北上中かと思いますが、こちらは2月中旬から3月初めにかけてアーモンドの花が満開でした。今年の冬は、雨も少なく、寒い日も少なかったようで、アーモンドの開花もいつもより早いとのことでした。

日本ではアーモンドというと食べるナッツ、もしくはナッツから作るミルクや、オイルをまず思い浮かべ、花を見かけることはほとんどないと思います。アーモンドはパレスチナなどの西アジアが原産地で、街中でも農村でもいろいろなところで見かけます。薄ピンクや白の花の色、形、咲き方が桜のようで、日本の春を思い出させてくれます。

花の色や形はソメイヨシノのようです。日本の桜並木のように植えられているところは見たことはありませんが(もしかすると、どこかにあるかもしれません、来年探します!)、ラマッラーの街中では、一般家庭の庭に1、2本咲いているのをよく見ます

ちらほら緑の葉っぱが見えるところはソメイヨシノとは違いますが、木の様子も桜の木に似ています

ラマッラーからちょっと離れて、セルフィート県の丘の上から絶景を背景に咲くアーモンド

冬から初春にかけて、アーモンドの花だけではなく、野生のシクラメンを見かけます。シクラメンといえば、クリスマスの時によく見る豪華な鉢植えの花、というイメージを持っていましたが、こちらでは野で可憐に咲いています。最初に見つけたときは、一人で大興奮しました。

ラマッラー郊外の野原でそっと咲いていたシクラメン

もう少しすると、オリーブの花が咲くそうです。オリーブの花は1週間くらいで散ってしまうそうなので、見逃さないように毎日、庭のオリーブの木をチェックしようと思います。

(西岸事務所 高橋)

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