マルハバ(こんにちは)!
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区ラマッラーから高橋です。
日本では桜前線が北上中かと思いますが、こちらは2月中旬から3月初めにかけてアーモンドの花が満開でした。今年の冬は、雨も少なく、寒い日も少なかったようで、アーモンドの開花もいつもより早いとのことでした。
日本ではアーモンドというと食べるナッツ、もしくはナッツから作るミルクや、オイルをまず思い浮かべ、花を見かけることはほとんどないと思います。アーモンドはパレスチナなどの西アジアが原産地で、街中でも農村でもいろいろなところで見かけます。薄ピンクや白の花の色、形、咲き方が桜のようで、日本の春を思い出させてくれます。
冬から初春にかけて、アーモンドの花だけではなく、野生のシクラメンを見かけます。シクラメンといえば、クリスマスの時によく見る豪華な鉢植えの花、というイメージを持っていましたが、こちらでは野で可憐に咲いています。最初に見つけたときは、一人で大興奮しました。
もう少しすると、オリーブの花が咲くそうです。オリーブの花は1週間くらいで散ってしまうそうなので、見逃さないように毎日、庭のオリーブの木をチェックしようと思います。
(西岸事務所 高橋)