マルハバ(こんにちは)!
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区ラマッラーから高橋です。
日本では12月25日を過ぎるとすっかりお正月に向けて、雰囲気が切り替わりますが、この記事を書いている12月27日現在、パレスチナではまだまだクリスマスのお祝いが続いています。
パレスチナの90%以上の人はイスラム教徒です。私が住んでいるラマッラーも16世紀にアラブ人キリスト教徒が作った街とのことですが、現在はラマッラーの人口の97%はイスラム教徒、キリスト教徒は3%ほどです。ですが、キリストの生まれたベツレヘムなど、キリスト教にとって重要な場所があり、この時期は世界中からキリスト教徒が訪れるようです。
ここ数日、イスラム教徒の現地スタッフや知り合いのパレスチナ人から「メリークリスマス!」と声をかけられます。メールやテキストも「メリークリスマス!」で始まります。季節の挨拶で、宗教関係なく交わしている言葉なのかな?と思ったのですが、ガザ事務所のスタッフに聞いてみたところ、さすがにイスラム教徒同士では言わないそうです。
ここまでクリスマスが盛り上がっているという話を書いておいて、私自身は今年は一人でホットワインを飲んだくらいで、あまりクリスマスらしい過ごし方をしていません。来年はベツレヘムにでも行ってみたいなと思っています。
(西岸事務所 高橋)