長期化するシリアの争乱により、困窮する生活をしているシリアの人びとをサポートするチャリティイベント、タリィカフェが2月5日に開催されます。第13回は、アラブ映画の上映と料理のお話です。
ぜひご参加ください。
【日時】2023年2月5日(日曜日) 19:00~21:00(18:30開場)
【場所】北沢タウンホール 第1集会室
(東京都世田谷区北沢2-8-18、最寄り駅 下北沢駅)
【参加費】2,000円(お菓子の提供 or 持ち帰り)
※このイベントの収益はパルシックのレバノン北部アルサール越冬支援にご寄付いただきます。
【詳細・お申込方法】https://ja-jp.facebook.com/tarycafe/
【お問合せ】タリィカフェ 担当:国井さん 080-7856-5254
【タイムスケジュール】
19:00~佐野光子さんトーク『映画の中の〈アラブ人〉』
20:00~小松あきさん『アラブ料理のお話〈基本のシリア料理〉』
ハリウッドをはじめとする欧米の映画の中には時々「恐ろしいアラブ人」が登場しますが、その描かれ方には当時の社会や世界の情勢が色濃く反映されています。このトークでは60年代から00年代までの映画を時系列に紹介しながら、「アラブ人」や「イスラム教徒」のイメージがいかに歪められてきたかを皆さんと一緒に見ていきたいと思います。『アラビアのロレンス』や『インディ・ジョーンズ』など、皆さんもご存知の作品も取り上げる予定です。
佐野光子(サノ ミツコ)さん
アラブ映画研究者。幼少期から映画に親しみ、地中海映画祭(国際交流基金 2000)で初めてアラブ映画と出会う。アラブ映画を求めて01年よりアラブ諸国へ渡り、現地の映画祭を巡る。02年から03年までアレッポ大学学術交流日本センターに研究員として在籍し、その後国際交流基金主催のアラブ映画祭(05-08)にて企画アドヴァイザーを務める。06年から12年までレバノンのベイルート・セント・ジョセフ大学に勤務しつつ、アラブ諸国を巡って映画に関する現地調査を行う。現在はフリーランスでアラブ映画についての講演、コラム執筆、字幕翻訳・監修などを行なっている。
前菜からメイン料理まで、お店でも定番の料理から、家庭で教わった料理を現地の写真と共に紹介します。
小松あき(コマツ アキ)さん
シリアに2年半、エジプトに約7年滞在し、現地の料理やお菓子を探求する。著書に『はじめてのアラブごはん 手軽に作れるエキゾチックレシピ62』(イカロス出版)がある。