2月6日未明に発生した地震から4日が経過しました。
パルシックは発災翌日から寄付を募り、これまでに300万円近くのご寄付が寄せられています。ご寄付いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
シリアの現地提携団体から、「保健所によると、重傷患者のおよそ75%が腎不全であると推定されているが、透析キットがないため治療が出来ていない。外傷後急性腎不全の治療に必要な医療品、救命キットが不足している。」との報告を受け、一番優先度の高い医療品の支援を決め、昨日第1陣となる送金をし、調達を始めています。
提携団体のスタッフから、“ 皆さんの温かい支援に心より感謝します ”、とメッセージが届いています。多くの皆さんに心を寄せていただき、本当にどうもありがとうございます。
シリアでは、その他にテント、調理不要の食糧バスケット、ブランケット、マットレス、調理器具などの生活用品や防寒キットの支援依頼が来ています。
また、トルコではガジアンテップにスタッフを派遣し、被害状況の把握を始めています。「レストランや商店はほとんど開いておらず、開いているレストランは営業をせず、被災者のための炊き出しを行っている。」と報告を受けました。
最初の地震から1,200回を超える余震が続いています。住居の耐震性を心配し、車、学校、モスクや駅などで寝泊まりする人が多くいます。パルシックはトルコにおいて一時避難所に避難している被災者に加熱しないでも食べられる食糧や生活用品の配付準備を進めています。
現地からは、支援のニーズがたくさん届いており、まだまだ追いついていない状態です。ぜひ、引き続き、温かなご支援・ご協力をお願いいたします!