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ミャンマー緊急支援

寄付を受け取った方々の声⑦ Gさん(看護師)

24歳のGさんは、保健・スポーツ省の看護師として働いていました。彼女はミャンマーの少数民族の一つであるカレンニー族で、クリスチャンです。クーデター前は、両親とともにカヤー州に住んでいました。当時の月収は19万8,000チャット(約14,000円[1])でした。しかし市民不服従運動に参加して職を失い、農家である父親の収入に頼っていました。

最近、ミャンマー国軍がGさんの暮らす村を襲撃し、家も含めて村ごと燃やされてしまいました。Gさんと両親は家を追われ、安全な場所を探して移動しなければなりませんでした。今はカヤー州の隣のシャン州にある国内避難民キャンプで暮らしています。Gさんの人生はとても困難な状況にありますが、全く諦めず、市民不服従運動に参加し続けたいと思っています。もし状況が良くなったら、収入を得るために裁縫を始めたいと思っています。

彼女が伝えたいという思いをご紹介します。

「市民不服従運動に参加したのは正しい決断でした。とても誇りに思っています。ミャンマー国軍にはとても苦しめられているけれど、私たち家族は抵抗し、私たちの国に民主主義を取り戻すというゴールのためにがんばっています。この大変な時に、貴重な資金援助をしてくださったことに、本当に感謝しています。いただいたお金で、両親のための医薬品と食料を買うことができます。ご寄付は私たちにとって大変意義深く、寄付してくださった方に心からお礼を申し上げます。私たちの国の状況はますます厳しくなり、ニーズも日に日に高まっています。心を寄せてくださったすべての方たちへ、ミャンマーの人たちへの支援を止めないでほしいと切に願っています」。

国軍により荒らされたGさんの家

[1]2021年1月のレート:1チャット=0.078円

※この事業は皆さまからのご寄付で実施しています。事業へのご寄付を引き続き受け付けておりますので、ぜひご支援をお願いいたします。

【ご寄付のお願い】ミャンマーの人たちへ、希望を持ち続けてもらうために

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