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漁業復興支援

十三浜ワカメの種付けがはじまっています!

石巻市北上町十三浜でもワカメの種付けがスタートしました!
先週の金曜日、小室地区の方が教えてくださり、急いで漁港へ。
 
「あのあたりでやってるよ」と修理された船の横でお父さん。
海の朝は早いですね。午前中でしたがもうほとんど種付けが終わっていました。
漁場の整備が遅れこんでおり、なかなかスタートできなかった種付け。
やっと始まったんだ!と嬉しくて駆け寄ったのですが、残念、
手伝える準備を全くしていなかったので、見学だけとなりました。
 
種付けは岸壁でこうして二人1組で行うそうです。
片方は種を挟むロープをゆるめ、片方はロープにできた隙間に種を刺します。
 
こんな風に・・・
 
刺し方は家によって違うとも聞きます。
ロープを突き抜けないようにするとか、種と種の感覚は何十cmとか・・・
 
できたロープはひとまず、そのまま海へ入れます。
すぐ海に入れる必要があるから、岸壁で作業をするんですね。
 
そうこうしているうちに、船が帰ってきました。
ワカメ養殖をするエリアにロープを繋げてきたそうです。
 
帰ってきたらまた新しいロープを積んで、沖へ出発しました。
 
 
種付けが終わったグループのみなさんが「おちゃっこ」に誘ってくださり、
一緒にコーヒーをいただきました。
みなさん明るく楽しく気さくで、海の話や家の話を聞かせてもらました。
そして、震災・津波当時のことを振り返りながら、ポツリ、
「まさかまたこうして(ワカメ養殖を)はじめられるなんて思わなかった」と。
 
 
目の前のこと、やらなければならないこと、できることを1つづつこなして、
「生活」や「安心」を取り戻していく。その1歩だけでも後ろから応援できたら・と思います。
 
(日方)