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漁業復興支援

わかめの後は昆布養殖の準備

わかめの種付けが終わると、昆布の準備が始まります。わかめの種付けが遅れこんだために、昆布もスタートが遅れ、2011年の最後の1週間で昆布の準備が 行われたようです。「わかめの後は昆布」、これは種付けも収穫も同様で、収穫もわかめが4月で終わったら5月は昆布の収穫がはじまります。


わかめの種付けがようやく終わった12月の終わり。昆布の養殖準備が急がれます。

このヒモに昆布の種が付いています。

それをこうして結び付けていきます。

紐から出ている茶色いものが昆布の種だそうです。

それを海に沈めて1週間ほどつけて種を育てて、昆布の種付けをはじめるそうです。
 

わかめの養殖作業が遅れこみ、この作業が大みそかまで残すは一週という時期になってしまいました。「年内にギリギリ終えられるかな」と漁師さん。それでも、種付けを終えればあとは海の恵みに任せるだけ。収穫の時期が楽しみです。

(パルシック 日方里砂)