みんかふぇフードパントリーのことをスタッフレポートでご報告するのは、おそらく昨年の10月以降初めてですが、それ以降も月1~2回の頻度で継続して開催していました。今回は、ここ最近のフードパントリーの変化について、特にボランティアさんの活躍についてご報告したいと思います。
昨年の9月までは、毎週1回開催していたみんかふぇフードパントリーですが、体制等の変化に伴い、10月からは月1~2回の頻度で開催しています。また、開催曜日にも変化があり、長らく木曜日に開催しておりましたが、今年の2月からは水曜日に変わっています。他にも10月から内容や配布の方法など様々なことが変化していますが、それらの変化はみな、フードパントリーの利用者さんたちにとっての利便性、フードパントリーの継続性、ボランティアさんの主体性を求めた結果です。その結果、以前より運営が合理的になり、継続性も高まったと感じています。
10月から前述のように試行錯誤して変化してきたみんかふぇフードパントリーですが、その変化は、スタッフではなく、ボランティアさんが起こしてくださったものです。現在、フードパントリーの継続性を高め利用者さんたちとの繋がりを保ち続けるために自ら手を挙げた2名のボランティアさんが中核となり、フードパントリーを運営してくださっています。運営についてアイディアを出し、他のボランティアさんをリードして作業を進めてくださっているのです。そして、その2人のボランティアさんだけでなく、毎回4~7名ほどのボランティアさんが参加して、重い食材を運んだり野菜を仕分けたり利用者さんに案内したりと活躍してくださっていて、欠かせない存在です。以前に比べ、参加するボランティアさんの人数が増え、スタッフの出番がないほどです。
みんかふぇは地域住民主体、ボランティアさん主体の運営を目指しています。スタッフは、地域の方はお客様、ボランティアさんはお手伝いしてくださる方というよりは、みんかふぇで居場所づくり・繋がりづくりをしていく仲間としての関りが持てればと考えています。そういった意味で、フードパントリーにおけるボランティアさんたちの活躍は、みんかふぇのなかで良い前例になりつつあります。
(みんかふぇスタッフ 小柴麻実)
※この事業はニッセイ財団、赤い羽根共同募金と皆さまからのご寄付で実施しています。