皆さん、こんにちは!海外ルーツの市民との共生(在留外国人支援)の活動を始めて半年が経過しました。4月にボランティアの振り返りを行い、その後パルシックとして在留外国人支援をどのように進めていくか議論を重ね、活動の見直しを行いました。
これまで飲食店を中心に訪問しチラシを配りながら相談カフェの周知を続けてきましたが、相談カフェの利用にはあまり結びついていません。何か困ったことがあっても、相手との信頼関係がないとなかなか相談に至らないのではないか、まずは地域に一緒に暮らす人として顔の見える関係を作ることが大事ではないかと考え、
① 日本人も外国籍の人も参加できる「ぐろーばるかふぇ」(第2・4土曜日)の開催
② 交流イベント(月1回ほど)の開催
③ 地域の様々な外国籍の人や関係団体と繋がるアウトリーチ活動の継続
の交流をメインにした3本柱で進めることに決めました。
今回はその中の1つ、7月に開催した交流イベントについて、ボランティアスタッフのメイさんからレポートしてもらいます!
2022年7月16日(土)にコミュニティカフェみんかふぇ(東京都葛飾区)で、ネパール料理体験イベントを開催しました。 イベントには、お子様から50代の方まで、また日本人だけではなく外国籍の方も参加いただくなど、年齢や国籍を超えた幅広い方に集まっていただきました。
このイベントは、海外料理を通して在留外国人と地域の皆さんとの交流を深めることを目的に開催されたもので、美味しい食事を一緒に作る・食べることで、会話をしながら良い繋がりを作ることを目指しました。
今回は、お花茶屋駅の近くで営業している『アジアン料理まんぷく』のオーナーとシェフをお招きして、ネパール料理を作りながら、調理工程を説明したり、色んな香辛料を嗅いでもらったり、下準備を手伝ってもらったりしながら、大いに盛り上がりました。
13:00 ボランティア集合!
14:30 開会式&自己紹介タイム!
15:00 まんぷくオーナーとシェフが到着!
17:00 熱々料理が出来上がり!
18:00 満腹満足ご馳走様でした!!
楽しい時間はあっという間に過ぎ、18時には閉会となりましたが、参加した皆さんからの「また次回も楽しみにしております」という、熱い要望がありました!!
みなさん、また次回お会いしましょう!
(ボランティアスタッフ:メイ)
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初めての交流イベントで慣れない部分はたくさんありましたが、この交流会をきっかけにボランティアスタッフがモハンさんのお店にご飯を食べに行ったり、配達の帰りにモハンさんがみんかふぇに立ち寄ってくれたりといった変化が生まれています。
新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えませんが、色々と試行錯誤しながら、みんかふぇが大事にしてきた交流を通じて地域の人が支えあえる関係づくりを続けていきたいと思います。
(東京事務所 小栗清香)
※この事業は赤い羽根共同募金、令和4年度東京都在住外国人支援事業助成と皆さまからのご寄付で実施しています。