PARCIC

居場所づくり

ボランティアレポート Vol.1

こんにちは!みんかふぇの吉浦です。
今月から、パルシックスタッフだけではなく、みんかふぇの運営に関わっているボランティアさんのレポートもお届けしていこうと思います!

記念すべき1回目は、移転前からみんかふぇとの関わりがあり、今もフードパントリーボランティアにご参加いただいている、郡司さんです!

私のみんかふぇとの関わり

私のみんかふぇとの関わりは、途中約1年間のブランクはありますが、3年になります。

初めてみんかふぇを訪れたのは、2019年7月でした。小学校教員を退職後、ボランティアを探していたところ、学習支援ボランティアの募集を知り、当時の店舗のあった白鳥4丁目の三久ハイツ白鳥に伺いました。そこで、みんかふぇは、パルシックが2018年から運営していることを知りました。

以前のみんかふぇ・全景

実際の活動は夏休み明けの9月からでした。週1回の子ども食堂の日が始まると、2年生の男子児童がやってきました。学習にはすぐに取り掛かりたがらないので、ボードゲームなどで少し遊んでからの学習というパターンが多かったです。学習よりも子ども理解に注力しました。

調理担当の方もボランティアでしたが、池袋方面からの電車通いと伺い、感心させられました。

午後5時半を過ぎると、母子が3~4組、男性のご高齢の方などが食事をしに見えました。現在の店舗の7割程度のスペースに10人前後集まりましたが、賑やかな食事風景は微笑ましくもありました。他の食事ボランティアの方の都合が付かないときに、調理補助・配膳・食器洗い等のお手伝いをしたこともありました。他所であまりできない経験でしたので、これはこれで新鮮でした。

2020年に入ると、不登校気味の中学生の学習を見るようになり、私自身も数学の復習をしながらの学習支援でした。しかし、コロナが蔓延するに従い、子ども食堂は休止となり、代わってお弁当のデリバリー、フードパントリーが主な活動になっていきました。その頃から家庭の事情もあり、私は、みんかふぇから足が遠のき始めました。

以前のみんかふぇ・入口

2021年4月、約1年ぶりにみんかふぇを訪れました。その時は、前任スタッフの方が対応され、みんかふぇが同じ白鳥4丁目の白鳥ダイヤモンドマンションに移転するという情報を得て、6月下旬、移転作業のお手伝いに行きました。前任スタッフの方によると、移転後、床面の大規模な補修工事をすることになり、工事後も諸準備のため、しばらく活動が再開できないとのこと。その後、同年秋からフードパントリーのお手伝いを月12回始めるようになり、現在に至っています。

移転以前のみんかふぇは、前の担当職員さんの力が大きかったように思います。0からの子ども食堂づくり、利用者さんや地域の方々との交流、学校相談員・関係機関等との情報交換、顔を見せない子どもへの声掛け、研修会やイベントの開催など、多岐に渡ってこなされました。ただ、コロナ禍で思うような活動ができないことを悔やまれたのではないかと察します。私は、このみんかふぇを通して、子ども食堂の存在の意義を再認識しました。移転後は、主に前任スタッフの方が今の店舗を整えられました。

そして、20224月。パルシックに新しく吉浦さんが入られ、小柴さん共々、新しい船出です。移転した新みんかふぇのある付近は、同じ白鳥4丁目でも街の雰囲気は以前と異なる感じがします。2年以上に及ぶ厳しいコロナ禍。しかし、ワクチンの効果もあってか、社会に少しずつ明るい兆しが見え始めてきています。ボランティアも再登録され、新メンバーの新みんかふぇ。これから、よき伝統を受け継ぎつつ、新しい取り組みにもチャレンジして、地域に根ざしたふれあいある温かな「コミュニティカフェみんかふぇ」に期待しています。

2022526日)

(みんかふぇボランティア  郡司浩二郎)