昨年に続き今年の夏休み、子どもたちは外出もままならず、イベントも軒並み中止。我慢がまん、コロナだから仕方ない。そんな、いつまで続くか誰にもわからない辛抱の時期が続きました。
子どももそして保護者にも負荷はかかり続け、発散することの難しいストレスが積り積もっていたと思います。
私たちみんかふぇでも、夏休み中にはなんとか子どもと一緒にイベントを・・・と考えていたものの、増え続ける感染者数と緊急事態宣言下もありイベント開催は断念せざるを得ない状況となりました。
そこでささやかながら、急遽、8月最後のフードパントリーで「お楽しみイベント」を企画。「一緒には集えないけど、一緒のタイミングで同じ食事を楽しもう」と、チキンとポテトのパーティーパックをお配りしました。
また、それにあわせてボランティアさんやご近所の方、スタッフから募った「なぞなぞ」を、「夏休みなぞなぞブック」と題して小さな冊子にまとめ、子どもたちに楽しんでもらえるよう各ご家庭にお配りしました。
パーティーパックの包みを見た利用者さんからは、「鳥肌が立った!」「子どもたちは初めて食べます」「嘘みたい・・・」という声も。そして中には涙を流して喜んでくださる方もいらっしゃいました。
感染予防の観点から、ボランティアさんとご一緒する活動も自粛が続きましたが、会えないなかでもみんなで協力しあって、イベント開催ができたことをとても嬉しく思います。
リアルに集って長時間過ごすイベントはもう少し先になりそうですが、これからもできる限りの活動を日々検討しながら、地域のみなさん、ボランティアさん、利用者のみなさんとご一緒できる機会づくりを模索&実行していきたいと思います。
イベント開催の際にはまた告知しますので、ぜひご参加ください。お待ちしています。
(みんかふぇ 加藤英美)
※この事業はジャパン・プラットフォームの助成と皆さまからのご寄付で実施しています。