PARCIC

居場所づくり

さまざまな方に支えられています

コミュニティカフェをはじめて早6ヶ月が過ぎ、子ども食堂を始めて4か月近く経とうとしています。この間、本当にさまざまな方々に支えられてここまで来れたなぁ、と実感しています。

まず、有難いことにお米やお野菜、果物などの食材をご寄付いただき、とても助かっています。全国版子ども食堂ネットワークに参加しているため、企業様や業界団体様からのご寄付の情報をいただいており、かりんとうやお米、ハムやみかんなど、季節に応じて頂戴しています。また、葛飾区子ども食堂ネットワークからの情報で、地域の方々からさつまいもや里芋、じゃがいも、りんごなどたくさんのご寄付を頂戴し、区内の各子ども食堂で使用させていただいています。またみんかふぇをご利用くださっているお客さまからも調味料や店内に飾るお花などを頂戴して運営しています。

子ども食堂ネットワークの関係者の皆様には常に色々なことを相談し、有用なアドバイスをいただいています。

次に、前回の号でも紹介したボランティアさんについて、高校生や大学生、ご近所にお住まいの方がボランティアとしてお手伝いくださっています。お仕事をされているためボランティアとして参加するのは難しいけれど、子ども食堂の日に地域のお一人暮らしの高齢者と一緒にお越しくださる方や、チラシを配ってくださる方もいらっしゃいます。

カフェを始めた当初は、このように関わってくださる方と多くお知り合いになるなんて想像もしていませんでした。なんせ、地域に知り合いがひとりもいなかった訳で、心細い日が続きました。「寂しいから遊びに来て欲しい」と多忙な神田事務所の同僚を無理やり誘ったりしていました。お蔭さまで今ではコミュニティカフェにも子ども食堂にも、徐々に常連の方が増えてきています。一方で、初めていらっしゃってくださる方も増えてきています。

今後の更なる展開を考えつつ過ごす日々ですが、焦らず急がず、足元をまず固めること、そしてそれにはもう暫く時間を掛ける必要があるのだ、と考えています。

立上げ当初、あんなに暑く、また体力的にも精神的にもしんどかった夏が今では少しだけ懐かしく感じています。

こども食堂を開始してすぐの頃、調理のお手伝いに来てくれた同僚と。この頃は明日のことさえ頭にありませんでした。。

こども食堂を開始してすぐの頃、調理のお手伝いに来てくれた同僚と。この頃は明日のことさえ頭にありませんでした。。

(みんかふぇ 大坂智美)

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