今日は、ぼくが今受講中の東ティモールの公用語「テトゥン語」コースの様子を紹介します。
東ティモールの首都ディリにあるパルシック事務所から、自転車で約10分ほどの所にあるDIT(Dili Institute of Technology)という学校に通い、平日8:30~12:30 まで、テトゥン語を勉強しています。いくつか学習コースがあるようですが、ぼくは入門クラスで勉強しています。東ティモールに滞在する外国人向けのレッスンで、120ドル/週で約3週間勉強するコースです。
クラスは少人数で、ぼくのグループには他に5人の受講生がいますが、仕事をしながら受講されている方もいるので、毎回参加できない人もいます。国もそれぞれで、オーストラリア、イギリス、バングラデシュ、メキシコ、ザンビア、日本と、幸いなことに様々な国の人と交流できています!
レッスンは全て英語で行われます。英語にあまり自信がないぼくは、必死に頭の中の引き出しを空けながらレッスンを受けています。テトゥン語は、ポルトガル語やインドネシア語の影響を受けている部分が多く、これは歴史的背景にみられるポルトガルとインドネシアによる植民地支配が大きく関わっています。
毎日宿題(servisu uma)が出て、金曜日には同じ学習コースのいくつかあるグループごとにテトゥン語を使って出し物をします。ちなみに、初めての出し物は○×クイズをやりました。他にも、クロスワードや英語の質問をテトゥン語で答えるなど、アイディアは様々です。
授業の間、約1時間ごとに小休憩があり、午前中には10:30頃になるとコーヒーブレイクで飲み物とお菓子が出ます。この時間がよいコミュニケーションの場となり、英語やテトゥン語の練習の場になります。
慣れない言葉を覚えていくのは大変ですが、東ティモールに暮らす人々と色々な話ができるよう、これからも勉強がんばります!
東ティモール事務所 宮田悠史(通称:みやっち)