映画を通じてパルシックの活動内容をご紹介するシリーズ企画『パルシックシネマカフェ』が、世界フェアトレード・デー2014である5月10日(土)に渋谷UPLINK FACTORYで開催されました。
土曜日ということもあり、70名という大変大勢の方にお越しいただきました!会場が狭く、なんとか全員にご参加いただこうと、きちんとした席をご用意するのもままならない状況下で、皆さま大変熱心にイベントにご参加くださいました。
前半は、東ティモール人女性のローザ・マルディンスを主人公に、独立後の東ティモールの様子を描いた映画「ローザの旅」を上映しました。
後半は、映画の内容をふまえ、パルシック代表理事の井上礼子より映画の背景についての説明と、パルシックが2008年より実施している東ティモールでの女性の生計向上支援事業についてお話しさせていただきました。さらに、逗子フェアトレードタウンの会のメンバーで、長年にわたってフェアトレードに関する活動をされている長坂寿久さんをゲストにお迎えし「フェアトレードから考えるコミュニティ」をテーマに、会場の皆さまからのご質問にお答えするかたちでトークが繰り広げられました。
参加者の方からは「フェアトレードや東ティモールの現状が分かってよかった」、「映画を通して東ティモールの生活を知ることで、現地の人びとをより現実的に想像でき、海外とのフェアトレードを身近に感じることができた」などのご感想をいただきました。
今後も、パルシックシネマカフェを継続的に開催し、多くの方々にパルシック事業地の背景や現状、そしてパルシックの事業について、より幅広く知っていただけたらと思います。
(東京事務所 遠藤希和子)