10年余にわたる内戦のなかで、シリアから周辺の国に避難した難民は560万人、国内避難民は670万人に上ります。その1人1人は、母親であったり、農家であったり、教員であったり、子どもであったり…。その苦しみや悲しみ、喜びも1人1人違います。フォトジャーナリストとして、その1人1人と出会い、対話を重ねてきた安田菜津紀さんに、写真とともに、これまで出会ってきた人々のストーリーを語っていただきます。
「故郷シリアを思うとき 難民となり、生きる人々は今」
シリアで戦争が起きてから、10年という月日が経ちます。いまだ厳しい情勢の中で、国内外で避難生活を送る人々の声を、写真を通して伝えていきます。
パルシックは、内戦発生から10年を迎え、改めてシリアについて知る連続集会を開催しています。オンラインで開催しますので、どなたでもお気軽にご参加ください!
日時:4月15日(木)19:30~21:00
場所:オンライン(ZOOM)
参加費:無料(要予約)
定員:470名
内容:
1. パルシックのシリア難民支援の取り組み
2. 安田菜津紀「故郷シリアを思うとき難民となり、生きる人々は今」
3. 質疑応答
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://syria20212.peatix.com/
お申込みいただいた方に、別途メールにて2日前までにZOOMのURLをお送りします。
安田 菜津紀
1987年神奈川県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
◇パルシックは、2015年よりシリア難民支援、そして2019年からはシリア国内支援を本格的に開始し、食糧支援や農業生産支援を実施しています。