パルシックの姉妹団体、アジア太平洋資料センター(PARC)より、フェアトレードを題材としたビデオが発売されました。これらの作品は、全国の高校、大学、開発教育の現場での環境・開発・国際理解教育の教材として活用されています。パルシックは制作段階から協力させていただき、代表理事、井上礼子も出演しています。
フェアトレードが普及し始めた今、見えてきた新たな課題とは?生産者にとってのフェアトレードの意義とは?
ぜひご覧ください。
フェアトレード――。途上国でつくられた製品を適正な価格で取引することで、貧困に苦しむ生産者の自立を支える取り組みです。「強い者」に有利な自由貿易をフェア(公正)なものに変えていく運動でもあります。
日本でフェアトレードが始まって約40年。コーヒーや紅茶、チョコレート、雑貨、衣料品などフェアトレード製品が増えてきた一方、新たな課題も見えてきました。この作品では、日本の実践者や研究者に活動の成果と課題を聞き、世界の貿易と私たちの暮らしのつながり、生産者にとってのフェアトレードの意義を考えます。
フェアトレードをもっともっと身近に感じ、消費者として、市民として、地域の住民の一人として、できることを始めてみませんか?
井上礼子/勝井裕美/サフィア・ミニー/胤森なお子/土屋春代/中島佳織/長谷川輝美/吉澤真満子/神田浩史/山本純一/長坂寿久/渡辺龍也
渡辺龍也(東京経済大学現代法学部教授/日本フェアトレード・フォーラム監事)