パルシックが紅茶の有機栽培事業を実施しているマータラ県を含むスリランカの南西部一帯で、5月25日から激しい降雨が襲い、洪水と土砂崩れで60万人近くの人が被災しました。200人以上の方が亡くなっています。ゴール県、カルタラ県、ラトゥナプラ県、マータラ県の4県が最大の被災地です。山間部の村々なので、一部の地域は今も陸の孤島となり、正確な被災状況はまだ分からない地域もあります。
パルシックの紅茶有機転換事業を担当しているデニヤヤスタッフと紅茶の有機栽培を行っている組合、エクサの被災を免れたメンバーが、30日から緊急支援を開始しています。まずは安否の確認をしながら、緊急の食糧配布を行っています。清潔な水や食料、着替えもないまま避難所や親せきの家に避難している被災者に、まずは最低限必要な物資を配っています。
学校は現在休校となっていますが、学校が始まっても教科書やノートがずぶ濡れになってしまいました。住宅の再建、水に流された農地の整備など今後の課題も多く、パルシックとしては、息長く支援を続ける所存です。
この洪水と土砂崩れの被災者へ、ぜひご寄付をお願いいたします。
土砂崩れによって倒壊した家屋（デニヤヤ）
使用可能なクレジットカード
下記の口座へのお振込みと、寄付者特定のためフォームよりご連絡をお願いいたします。 「お問い合わせ内容」欄に「スリランカ洪水寄付」とご明記ください。ご入金確認後に、担当者よりご連絡を差し上げます。
洪水によって壊れた橋（デニヤヤ）
近隣の農家の被害状況と必要物資を確認するスタッフ（デニヤヤ）
土砂と水につかり使えなくなってしまった教科書（デニヤヤ）
洪水の状況を伝える現地の新聞 （CEYLON TODAY 1面 2017年5月24日付）
2017.6.2 更新 現地スタッフより物資配布の様子が届きました。
