2021年2月のミャンマーにおける軍事クーデター発生から2年半が経ちました。国軍による弾圧は今もなお続いており、殺害された市民は3,912人を超えました。クーデター以降に軍の暴力を避け、国内で避難している人は159万人を超え、クーデター前から避難している人も含めると、192万人以上が国内避難民となっています。殺害された人や避難者の数は、今もなお増え続けています。
パルシックは、クーデターの起きた2021年から、ミャンマーにかかわりのある方をお招きして講座を開催してきました。2023年度ミャンマー講座第3回は、映画監督の藤元明緒さんに、インタビュー形式でお話を伺います。
10年前からミャンマーで映画撮影をしてきた藤元さんが肌で感じるミャンマーの変化や、タイで出会ったミャンマー避難民のお話、そして現在公開中の映画「ミャンマー・ダイアリーズ」についてお聞きします。
オンラインで開催しますので、どうぞお気軽にご参加ください!
日時 : 2023年8月24日(木)19:30~20:30
場所 : オンライン(ZOOM)
講師 : 藤元明緒さん(映画監督)
参加費: 無料(要申込み)
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-myanmar202308.peatix.com/
【GIVING100クラウドファンディング】
戦闘が続くミャンマーで、国内避難民に無償で医療を提供している元医療従事者たちを支えたい!
(ネクストゴール目標金額150万円、8/31まで)
https://congrant.com/project/ParcicDonate/7021
映画監督 藤元明緒さん
1988年生、大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。
日本に住むあるミャンマー人家族の物語を描いた長編初監督作『僕の帰る場所』(18/日本=ミャンマー) が第30回東京国際映画祭「アジアの未来」部門2冠など受賞を重ね、33の国際映画祭で上映される。長編2本目となる『海辺の彼女たち』(20/日本=ベトナム)が、国際的な登竜門として知られる第68回サンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門に選出された。現在、アジアを中心に劇映画やドキュメンタリーなどの制作活動を行っている。