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【6.24オンライン開催】<知る・繋がるミャンマー連続講座2022>第1回 ミャンマーのクーデターから1年5カ月:悪化する状況のなかで正義と希望を追究する

2021年2月のミャンマーにおける軍事クーデター発生から1年5カ月が経ちました。各地で行われた反国軍デモや市民不服従運動(Civil Disobedience Movement: CDM)に参加し国軍により殺害された市民は1,800人に上っています。クーデター以降に軍の暴力を避け、国内で避難している人は70万人を超えました。国連機関は、2022年にはミャンマーの人口の半数近くが貧困層に陥り、人道支援を必要とする人が人口の4分の1に上ると予測しています。状況は好転するどころか悪化するばかりで、先を見通すのが難しい状況です。

パルシックは、昨年11月から、ミャンマーに関わりのある方々をお招きして5回の連続講座を開催し、同時に皆さまからのご寄付をCDMに参加し職を失った人たちに届けてきました。

ミャンマー緊急支援

状況が悪化するなか、今年も連続講座を開催し、ミャンマーについて皆さんとともに学び、国軍からの弾圧を逃れ避難している人びとの支援を続けます。

今年の連続講座の第1回目は上智大学の根本敬さんから、クーデターから1年5カ月たった今、厳しい状況のなかで、国軍への抵抗を続けるミャンマーの人びとの様子をお話ししていただきます。

オンラインで開催しますので、お気軽にご参加ください。

開催概要

日時:2022年6月24日(金)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
講師:上智大学総合グローバル学部 根本敬さん
参加費:無料(要申込み。ミャンマーへの寄付つきチケットあり)
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://myanmar20221.peatix.com/

スピーカーのご紹介

根本 敬さん(上智大学総合グローバル学部教授) 

ビルマ近現代史の専門家、クーデター直後に「緊急支援:クーデター下のミャンマー市民へ医療・食料支援を」というクラウドファンディングを立ち上げて、多くの支援を届けた。主著に「物語ビルマの歴史-王朝時代から現代まで」(中公新書、2014年)、「アウンサンスーチーのビルマ:民主化と国民和解への道」(岩波書店、2015年) 「(新版)東南アジアの歴史ー人・物・文化の交流史」(共著)(有斐閣、2019年)。