内戦勃発から今年で10年。長引く内戦と経済制裁の影響で、現在シリアは物価が高騰し、深刻な食糧不足に直面しています。
内戦前、シリアは豊かな農業国でした。治安が落ち着きを見せる中、避難していた農家の人たちは、かつての農地に戻ってきていますが、長く放棄された農地は荒れ果て、種や肥料、燃料など必要な物資の価格が高騰して、農業を再開できないでいます。
パルシックは、農家の人たちが内戦で荒れた土地を耕し、食糧を生産し、再び農業によって自立できるように、2021年８月から9月にかけてクラウドファンディングに挑戦しました。117名の方から150万円を超えるご寄付をいただき、シリアの農家の人たちに種や肥料、畑を耕す農機具の燃料代を届けることができました。
このたび、パルシック レバノン事務所と繋いでオンライン報告会を開催し、クラウドファンディングにより実施した活動についてご報告します。また、あわせて、シリアの現在の状況、パルシックが活動しているレバノンのシリア難民の状況についてお伝えします。
スタッフ一同、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
ぜひ、お気軽にご参加ください！
日時：2021年11月25日（木）19:30～20:30
場所：オンライン（ZOOM)
参加費：無料（要予約）
内容：
1. クラウドファンディングで実施した活動のご報告
2. 現在のシリアの状況
3. 現在のレバノンとシリア難民の状況
4. 質疑応答
お申込み：クラウドファンディングにご参加くださった方に、別途申込のご案内メールをいたします。
＜お問い合わせ＞
office#parcic.org (#を@に変えて送信してください。)
READYFORクラウドファンディング
シリア内戦から10年。農家の人たちの復興への一歩を支えたい！