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イベント

4.26 スリランカ内戦復興における女性のエンパワーメント サリー・リサイクル事業報告会

パルシックは2015年から草の根技術協力事業「内戦復興における女性のエンパワーメント—サリー・リサイクル事業—」を実施し、2018年3月に3年間の活動を終えました。終了にあたり、事業の成果を発表する報告会を実施いたします。ご関心のある方はどなたでも、是非ご参加ください。

開催概要

日時: 2018年4月26日(木曜日) 15時~16時30分
会場: JICA東京 別館セミナールームD
定員: 30名
参加費: 無料

アクセス:https://www.jica.go.jp/tokyo/office/access.html

詳細:https://www.jica.go.jp/tokyo/event/2018/ku57pq00000ir7ym.html

プログラム

15:00  開会挨拶、自己紹介
15:10  プロジェクト実施報告 (パルシック)
16:00  質疑応答
16:25  閉会挨拶

お申込み・お問い合わせ

4月25日17時までにメールにて、所属、氏名、電話番号、メールアドレスを連絡ください。

JICA東京 市民参加協力第二課 松岡 純子 
Tel:03-3485-7109 
Email:Matsuoka.Junko.2@jica.go.jp

事業概要

 26年間におよぶ内戦の影響を受けたスリランカ北部では、インフラ建設などの経済開発が進められている一方で、市街地から遠い漁村は経済発展から取り残されていました。特に女性たちは、仕事を持たないか、農業・漁業の手伝い、道路工事などの日雇い労働に従事し、安定的な収入源がほとんどない状態でした。
 パルシックは、女性の生計向上を目的として、縫製指導から製品づくりまでを北部女性たちに技術移転するだけでなく、市場へのアクセスを念頭におき、製品が確実にコロンボに送られ、販売されるよう販路を開拓しました。この点が重要なポイントとして事業実施地の県事務所、郡事務所、村役場からも高く評価されました。
 材料となったサリーの寄付者(個人・団体)からは、「北部の復興のために何かしたいと思っていたけれど具体的に何をしていいのか分からなかった。サリーの寄付という形で貢献できて嬉しい」とコメントが寄せられました。本事業を通じ、普段北部とつながりを持たない南部の人々が、北部の人々と関りを持つきっかけをもつこととなり、北部の復興に寄与できる機会を提供できました。

スリランカの南北女性をつなぐサリー・リサイクル・プロジェクト