イベント – 特定非営利活動法人パルシック(PARCIC) https://www.parcic.org 東ティモール、スリランカ、マレーシア、パレスチナ、トルコ・レバノン(シリア難民支援)でフェアトレードを含めた「民際協力」活動を展開するNGO。プロジェクト紹介、フェアトレード商品販売など。 Tue, 21 Nov 2023 07:36:34 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.1 【12.14オンライン開催】シリア難民の子どもたちの暮らし~レバノンの難民キャンプと学校 https://www.parcic.org/events/23556/ Tue, 21 Nov 2023 07:36:34 +0000 https://www.parcic.org/?p=23556

レバノンの首都ベイルートから車で約3時間、シリア国境に近いレバノン北部のアルサール市には約3万2,000人のシリア難民が暮らしています。2011年のシリア内戦勃発から12年。シリア難民の多くは今も母国へ帰ることができません。未曽有の経済危機に陥っているレバノンで暮らすシリア難民の生活は年々苦しさを増しています。

シリア難民の半数は子どもです。パルシックは2020年からアルサール市でシリア難民の子どもたちに教育支援を行っています。

標高1,500メートルの山間部に位置するアルサール市は冬には雪が降り、気温は氷点下に下がるほど寒い地域です。薄いビニールシートで覆われた簡易テントが立ち並ぶ難民キャンプの中で、子どもたちはどんな暮らしをしているのでしょうか。どんな思いを抱えて学校に通っているのでしょうか。

レバノンに駐在し、教育事業を担当しているパルシックのスタッフがお話します。

開催概要

日時:2023年12月14日(木)19:30~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:佐藤優衣 (パルシックレバノン事務所)
参加費:無料
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-lebanon2023.peatix.com

参加方法:お申込みいただいた方にイベントの2日前までにZOOM URLをご連絡いたします。

今回は「寄付つきチケット」はございません。現在パルシックが実施しているシリア難民の子どもたちが通う学校に暖房用の灯油を届ける寄付キャンペーンにぜひご支援をいただければ幸いです。(寄付金額は任意でお選びいただけます。)

【緊急:レバノン北部アルサールでの越冬支援】
寒さに負けず学びたい。シリア難民とレバノン人の子どもたちが、学校の暖房用灯油を必要としています

目標金額:130万円
募集期間:2024年2月8日まで
パルシックが教育支援を行っている学校に2か月分の暖房用灯油を届けます
<寄付キャンペーンページ>
https://congrant.com/project/ParcicDonate/9128

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【オンライン】スリランカ紅茶ツアー説明会 https://www.parcic.org/events/23492/ Tue, 14 Nov 2023 01:07:03 +0000 https://www.parcic.org/?p=23492 スリランカ ルフナ紅茶の産地を訪ねる旅 ~持続可能な紅茶づくり~

多様な植物が植わっている紅茶畑

●日時:11月29日(水)19:30-20:30
●場所:オンライン(Zoom)
●参加費:無料(*要申し込み)
●対象者:今年のツアー参加をご検討されている方、具体的には検討していなけれども関心のある方、どなたでも歓迎です。
●定員:10名
●内容:
2024年2月18日(日)〜24日(土) のツアーの内容、パルシックの紅茶と生産者の取組みについてご説明します。ツアーの内容で気になること、参加する上での不明点などをぜひお気軽にご質問ください。
ツアー詳細

お申込み

お問合せフォームより、件名に「ツアー説明会参加希望」と記載の上、お申し込みください。
お問合せフォーム

ホームステイのお宅でのひとコマ

紅茶のテイスティング

農家宅の食事の一例

コンポストセンターの牛

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(11.2開催)ガザの声~ビデオメッセージから、市民社会ができることを考える~ https://www.parcic.org/events/23363/ Fri, 27 Oct 2023 06:30:41 +0000 https://www.parcic.org/?p=23363

107日から始まったパレスチナ・ガザとイスラエルの武力衝突は、双方で多数の民間人が犠牲となっており、その暴力の応酬は日々激しさを増しています。パルシックのガザ事務所のスタッフ6名は電気や通信、水などのライフラインが遮断され、昼夜ともなく続く空爆の中、辛うじて繋がったネットでビデオメッセージを届けてくれました。

ガザで今何が起こっているのか、パレスチナのこの状況の背景にあるものとは何か。パレスチナ駐在員がお話しします。

そしてガザの人びとの声を聞き、今私たちができること、向き合うべき課題について、皆さんと一緒に考えます。

開催概要

ガザの声~ビデオメッセージから、市民社会ができることを考える~

日時:2023年11月2日(木)19:00~20:15(開場18:55)
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:パルシック パレスチナ駐在員

参加費:①無料
    ②寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。

お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-palestine20231102.peatix.com

参加方法:お申込みいただいた方にイベントの2日前までにZOOM URLをご連絡いたします。

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【10.7開催】お菓子で出会うパレスチナ https://www.parcic.org/events/23182/ Fri, 15 Sep 2023 03:31:42 +0000 https://www.parcic.org/?p=23182

地中海の東の端、アジアとアフリカが出会うところにあるパレスチナ。皆さんはパレスチナというと、何を思い浮かべますか?空爆のニュースなどを目にして「パレスチナ問題」という言葉は聞いたことはあるけれども、そもそも何が問題なのか、パレスチナがどんなところなのかよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

紛争、占領、難民…世界最大といってもいい難問と向き合い続けるパレスチナは、実はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地を抱いた長い歴史と、豊かな文化を持つ地域でもあります。その文化の一つが食!「千夜一夜物語」にも登場し、中東地域で広く親しまれている伝統的なお菓子「クナーファ」は、パレスチナのナブルス発祥といわれています。

*ナブルスについてはこちら

このイベントでは、パレスチナでの修業経験もあるクナーファ職人・山田柊さんをゲストに迎え、クナーファ作りを実演していただきます!そして一時帰国中のパルシック・パレスチナ事務所の高橋が、パレスチナ問題の基本から現在の状況、ヨルダン川西岸地区での暮らしや、パルシックが取り組む「地域循環型社会づくり」についてお話します。

出来立てのクナーファを味わいながら、見て、聞いて、パレスチナに「出会って」みませんか。

パレスチナ問題、よく分からないんだけど…という方も、パルシックのパレスチナでの活動を応援してくださっている方も、お菓子作りに興味津々な方も、ぜひお気軽にご参加ください!

開催概要

日時:2023年10月7日(土)14:00~16:00(開場13:30)
場所:千代田区 万世橋区民館 3F調理室&ラウンジ
(住所:東京都千代田区外神田1丁目1−13)
参加費:1,500円(アラブ菓子「クナーファ」とフェアトレードの飲み物つき)
*要申し込み

内容:
1)パレスチナってどんなところ?/ スピーカー: 高橋(パルシック)
・パレスチナ問題の基礎と最近の状況
・ヨルダン川西岸地区での生活
・地域循環型社会づくり事業について
2)アラブ伝統菓子「クナーファ」製造の実演、クナーファ、パレスチナとの出会いについて / 実演・スピーカー:山田柊さん(クナーファ屋)

定員:20名
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://palestine2023.peatix.com

<会場アクセス>
・JR秋葉原駅電気街口から徒歩3分
・都営新宿線小川町駅から徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線淡路町駅から徒歩7分
・東京メトロ銀座線神田駅須田町口から徒歩5分

(千代田区万世橋区民館ホームページへ)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/kuyakusho/manseibashi-shuchojo.html

スピーカーのご紹介

クナーファ屋 山田柊さん

1997年生まれ。高校時にシリア内戦をきっかけとしたヨーロッパ難民危機の報道に触れ、関心を持つ。その後、国際協力系の学生NPO法人で活動する中で社会課題の解決を前提・目標とするアプローチに違和感を覚え、「活動主体の楽しさを最大化する過程で社会課題を解決する」方法を模索しクナーファ活動を始める。現在は国立市谷保の『富士見台トンネル』にて毎週水曜日のカフェ営業を行っており、今年の2月にはクナーファの本場パレスチナで修行を行った。 Instagram→@shuknafeh

高橋(パレスチナ事務所代表)

北海道大学卒業後、大学院で10年間、社会心理学を学び博士号を取得。ふと気が変わり、オーストラリアで国際開発学の修士課程を修了。2011年にパルシックに入職、2016年までスリランカ南部デニヤヤの村にホームステイしながら農家と茶園の有機転換に奮闘する。2022年よりパレスチナ事務所勤務。

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グローバルフェスタJAPAN2023 に出店します(国際フォーラム) https://www.parcic.org/events/23145/ Fri, 08 Sep 2023 09:31:31 +0000 https://www.parcic.org/?p=23145

「グローバルフェスタJAPAN」は 国際協力活動、社会貢献活動、SDGsなどに取り組む官民様々な団体が一堂に会する国内最大級の国際協力イベントです。

今年のテーマは、 “世界をつくる国際協力。仲間は多い方がいい!”

パルシックは4年ぶりにオフラインで出店いたします。ぜひ会場へ足をお運びください!  また当日、出店をお手伝いくださるボランティアさんも募集しています。

開催概要

開催日時:  2023年9月30日(土)・10月1日(日)10:00~17:00
会場(リアル会場): 東京国際フォーラム ホールE2/ロビーギャラリー
           東京千代田区丸の内3丁目5番1号  アクセス
入場無料

パルシックブース出店内容: 東ティモールやスリランカのフェアトレードコーヒー、ハーブティー、紅茶、リサイクルサリー製品などの販売。パルシックの活動紹介。

グローバルフェスタ2023 公式サイト

\ ボランティアさんも募集しています /
当日、ブースでお手伝いくださる方を募集しています。ご希望の方は、シフトをご相談させていただきますので、お問い合わせフォームよりご一報ください。

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【9.13オンライン開催】ミャンマー危機はなぜ終わらないのか https://www.parcic.org/events/23039/ Thu, 17 Aug 2023 06:20:25 +0000 https://www.parcic.org/?p=23039

2021年2月のミャンマーにおける軍事クーデター発生から2年半が経ちました。国軍による弾圧は今もなお続いており、殺害された市民は3,912人を超えました。クーデター以降に軍の暴力を避け、国内で避難している人は159万人を超え、クーデター前から避難している人も含めると、192万人以上が国内避難民となっています。殺害された人や避難者の数は、今もなお増え続けています。

パルシックは、クーデターの起きた2021年から、ミャンマーにかかわりのある方をお招きして講座を開催してきました。2023年度ミャンマー講座第4回は、京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授の中西嘉宏先生にお話しいただきます。

2021年のクーデター以降混乱が続くミャンマー。 どうして危機は収束しないのか。本講座では、クーデターが起きた原因から説き起こして、危機が続く理由についてさまざまな角度から検討します。

オンラインで開催しますので、どうぞお気軽にご参加ください!

開催概要

日時:2023年9月13日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
講師:中西嘉宏さん(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
参加費:参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-myanmar202309.peatix.com
参加方法:お申込みいただいた方にイベントの2日前までにZOOM URLをご連絡いたします。

スピーカーのご紹介

中西嘉宏さん(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授) 

東南アジア政治研究を専門とする。大学院入学以来、主にミャンマーを対象に、政軍関係、民族・宗教紛争、司法政治、アジア外交、英領ビルマの国家建設などについて研究してきた。著書にStrong Soldiers, Failed Revolution (National University of Singapore Press)、『ロヒンギャ危機―民族浄化の真相』(中央公論新社)、『ミャンマー現代史』(岩波書店)など。京都大学・博士(地域研究)。

<知る・繋がるミャンマー連続講座>過去のアーカイブ

2021年度アーカイブ
2022年度アーカイブ
2023年7月13日根本先生講座アーカイブ

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【8.24オンライン開催】映画監督から見たミャンマー https://www.parcic.org/events/23061/ Thu, 17 Aug 2023 04:30:08 +0000 https://www.parcic.org/?p=23061

2021年2月のミャンマーにおける軍事クーデター発生から2年半が経ちました。国軍による弾圧は今もなお続いており、殺害された市民は3,912人を超えました。クーデター以降に軍の暴力を避け、国内で避難している人は159万人を超え、クーデター前から避難している人も含めると、192万人以上が国内避難民となっています。殺害された人や避難者の数は、今もなお増え続けています。

パルシックは、クーデターの起きた2021年から、ミャンマーにかかわりのある方をお招きして講座を開催してきました。2023年度ミャンマー講座第3回は、映画監督の藤元明緒さんに、インタビュー形式でお話を伺います。

10年前からミャンマーで映画撮影をしてきた藤元さんが肌で感じるミャンマーの変化や、タイで出会ったミャンマー避難民のお話、そして現在公開中の映画「ミャンマー・ダイアリーズ」についてお聞きします。

オンラインで開催しますので、どうぞお気軽にご参加ください!

開催概要

日時 : 2023年8月24日(木)19:30~20:30
場所 : オンライン(ZOOM)
講師 : 藤元明緒さん(映画監督)
参加費: 無料(要申込み)
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-myanmar202308.peatix.com/

今回は「寄付つきチケット」はございません。現在パルシックが挑戦しているミャンマー支援のクラウドファンディングにぜひご支援をいただければ幸いです。(寄付金額は任意でお選びいただけます。)

【GIVING100クラウドファンディング】
戦闘が続くミャンマーで、国内避難民に無償で医療を提供している元医療従事者たちを支えたい!
(ネクストゴール目標金額150万円、8/31まで)
https://congrant.com/project/ParcicDonate/7021

スピーカーのご紹介

映画監督 藤元明緒さん
1988年生、大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映画制作を学ぶ。
日本に住むあるミャンマー人家族の物語を描いた長編初監督作『僕の帰る場所』(18/日本=ミャンマー) が第30回東京国際映画祭「アジアの未来」部門2冠など受賞を重ね、33の国際映画祭で上映される。長編2本目となる『海辺の彼女たち』(20/日本=ベトナム)が、国際的な登竜門として知られる第68回サンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門に選出された。現在、アジアを中心に劇映画やドキュメンタリーなどの制作活動を行っている。

<知る・繋がるミャンマー連続講座>過去のアーカイブ

2021年度アーカイブ
2022年度アーカイブ
2023年7月13日根本先生講座アーカイブ

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【7.13オンライン開催】<ミャンマー講座2023>追いつめられる軍政?-クーデターから2年半、続くミャンマー市民の抵抗 https://www.parcic.org/events/22870/ Thu, 15 Jun 2023 03:32:34 +0000 https://www.parcic.org/?p=22870

2021年2月のミャンマーにおける軍事クーデター発生から2年と4か月が経ちました。国軍による弾圧は今もなお続いており、殺害された市民は3,649人を超えました。クーデター以降に軍の暴力を避け、国内で避難している人は151万人を超え、今も増え続けています。

パルシックは、クーデターの起きた2021年から、ミャンマーに関わりのある方をお招きして講座を開催してきました。2023年度ミャンマー講座第2回は、上智大学名誉教授の根本敬先生にお話しいただきます。

本講座では、クーデターに至る歴史的背景、クーデター後の状況、動きの鈍い国際社会の問題点、そして市民側の抵抗の2つの要素である「非暴力抵抗」と「暴力抵抗」のそれぞれの意義や必然性について、お話しいただきます。

オンラインで開催しますので、どうぞお気軽にご参加ください!

開催概要

日時:2023年7月13日(木)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
講師:根本敬さん(上智大学名誉教授)
参加費:無料(要申込み)
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://myanmar20232.peatix.com/

参加方法:お申込みいただいた方にイベントの2日前までにZOOM URLをご連絡いたします。

*今回「ミャンマーへの寄付つきチケット」はございません。現在パルシックが挑戦しているミャンマー支援のクラウドファンディングにぜひご支援をいただければ幸いです。(寄付金額は任意でお選びいただけます。)

【GIVING100クラウドファンディング】
戦闘が続くミャンマーで、国内避難民に無償で医療を提供している元医療従事者たちを支えたい!
(目標金額100万円、8/31まで)
https://congrant.com/project/ParcicDonate/7021

スピーカーのご紹介

根本敬さん(上智大学名誉教授) 

ビルマ近現代史の専門家、クーデター直後に「緊急支援:クーデター下のミャンマー市民へ医療・食料支援を」というクラウドファンディングを立ち上げて、多くの支援を届けた。主著に「物語ビルマの歴史-王朝時代から現代まで」(中公新書、2014年)、「アウンサンスーチーのビルマ:民主化と国民和解への道」(岩波書店、2015年)、「つながるビルマ、つなげるビルマ-光と影と幻と」(彩流社、2023年)」。

<知る・繋がるミャンマー連続講座> 過去のアーカイブ

2021年度 アーカイブ
2022年度 アーカイブ

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【5.25オンライン開催】トルコ・シリア地震 支援の現場から https://www.parcic.org/events/22624/ Fri, 12 May 2023 05:54:51 +0000 https://www.parcic.org/?p=22624

2月6日に発生したトルコ・シリア地震から3か月が経過しました。
パルシックは、発災直後からスタッフをトルコに派遣し、寄付を呼びかけ、トルコおよびシリアで緊急支援を行ってきました。

トルコでは政府が中心となり避難テントやプレハブの設置を続けていますが、災害規模が広範囲にわたり甚大であるため、未だに160万人がInformal Settlementと呼ばれる政府管轄外の非公式テント居住地で暮らしています。

シリアにおいても、地震により避難を余儀なくされている人は35万人に上り、家を失った被災者は避難所や、親戚の家に身を寄せるなどして避難生活を続けています。未だ内戦状態にあり、社会インフラの多くが破壊されていた地域での復興には時間がかかることが予想されています。

この報告会では、国際移住機関(IOM)のスタッフとしてトルコの被災地に派遣され避難所運営の調整業務に従事した神谷啓介さんをゲストスピーカーに招き、被災地の状況や支援の様子をお話しいただきます。またパルシックトルコ駐在員の大野木より、これまでパルシックが現地で行ってきた活動や復興に向けた取り組みについてお話しします。

皆さまのご参加をお待ちしております。

開催概要

日時 :2023年5月25日(木)19:30~20:45
場所 :オンライン(ZOOM)
参加費:無料
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
参加申し込みをされた方へ開催の2日前までにzoomの参加URLをご連絡いたします。

内容:
1. トルコにおける国際移住機関(IOM)の活動と現場の様子
2. パルシックの支援活動と復興に向けた取り組み

スピーカーのご紹介

神谷啓介さん(かみや けいすけ)
2013から2021年まで国際移住機関(IOM)のスタッフとして紛争・自然災害時の緊急支援に従事。専門分野は住居(シェルター)。2月に発生したトルコ・シリア地震後、IOMにより被災地に派遣され、シェルター分野の国連機関やNGO間の調整業務に従事した。

大野木 雄樹(おおのぎ ゆうき)パルシックトルコ事務所駐在員
2015年から2022年まで、トルコ、レバノンを拠点にシリア難民支援事業およびシリア国内事業に従事。今回の地震でガジアンテップに派遣され、支援活動を行っている。

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【5.20ハイブリッド開催】東ティモールのこれから~独立記念日に日本と東ティモールで考える~ https://www.parcic.org/events/22440/ Mon, 17 Apr 2023 06:25:52 +0000 https://www.parcic.org/?p=22440

今年、東ティモールは大きな転換期を迎えます。

2011年から加入を目指していたASEANへ参加の道筋が見えた一方で、これまで国家財政を支えてきた油田、ガス田の枯渇はいよいよ現実的なものとなりました。

独立から21年目。国づくりが思い描いていたとおりに進んでいると言い難い現状に、昨今では若い人たちの政治に対する興味も薄れてきているといわれています。特に産業の多角化は声高に唱えられてきたにもかかわらず進まず、働き場所を求め、外国に出稼ぎに行く人は増える一方です。

パルシックは、グローバル化の進む21世紀に多くの犠牲を払って独立を果たした東ティモールが、自立した経済基盤をもつことを目指し、2002年からコーヒー生産者協同組合とのフェアトレードに取り組んできました。その過程で、国内に就業の機会を創り出そうと奔走する新しい世代の東ティモールの人びととの出会いもありました。

このイベントでは、東ティモールから帰国中の現地事務所代表伊藤淳子から東ティモールの現状を報告するとともに、現地で起業し、新しいビジネスに挑戦する東ティモールの若者たちと日本をオンラインでつなぎます。東ティモールが直面する課題に、未来を担う若者たちはどう向き合おうとしているのか。話を聞きながら、共に考えます。

Zoomと会場でのハイブリッド開催ですので、多くの方のご参加をお待ちしております!

開催概要

東ティモールのこれから ~独立記念日に日本と東ティモールで考える~

日時:2023年5月20日(土)13:30 ~ 15:45 (オフライン会場のみ終了後、交流会 ~ 16:15)
   ハイブリッド開催

会場と参加費、定員:

 ① オンライン参加
   会場 :Zoom  *お申込いただいた方へ2日前までにURLをお送りします。
   参加費:一般 800円 パルシック正会員・学生 500円
   定員 :200名

 ② オフライン参加
   会場 :RYOZAN PARK 巣鴨  THE WHITE ROOM (東京都豊島区巣鴨1-9-1 グランド東邦ビルB1F) 
      アクセス:JR山手線巣鴨駅 徒歩2分  [アクセスマップ]
   参加費:一般 1,000円 パルシック正会員・学生 500円 ※東ティモールの飲み物1杯付き
   定員 :45名 
   *パルシック各種フェアトレード商品、東ティモールの伝統織物「タイス」を使用した雑貨、コーヒー等の販売があります。
   *終了後にご希望の方のみ、ささやかな交流会を予定しています。(終了後~ 16:15まで)

内容:
・東ティモールの現状報告 ASEAN加盟や国民議会選挙について /  スピーカー: 伊藤淳子(パルシック)
・東ティモールと日本をオンラインでつないでクロストーク / 進行:黒沢舞衣(学生NGO HaLuz)、登壇:ジョアニーニャ・E. カーラ・ゴディーニョさん、ドミンゴス・ペレイラさん

チラシデータ(PDF: 754KB)

お申込み:
Peatixイベントページより、オンライン/オフラインご希望のチケットをお申し込みください。

*イベントの収益から会場費などの経費を差し引いた額をパルシックの東ティモールでの活動に使わせていただきます。

開催協力:学生NGO HaLuz

スピーカー紹介

伊藤 淳子
パルシック 東ティモール事務所代表。2001年に東ティモールへコーヒー調査に訪れ、2002年からパルシックのコーヒー生産者支援事業に従事。以降、東ティモールの国づくりに少しでも役に立てればと、主に農村地域の経済活動支援を実施。現地男性と結婚して3児の母。2017年からパルシック理事、東ティモールコーヒー協会理事。


ジョアニーニャ・E. カーラ・ゴディーニョ(Joaninha E. Carla Godinho)さん

通称、ユニタあるいはユニ。スアイ生まれの26歳。 ディリ市内のカトリック系小、中、高校を卒業後、2015年にDili Institute of Technology(DIT)に入学しビジネスマネージメントを専攻、2018年に卒業。 高校生時代はドラム・バンド活動や生徒会活動、また学校のボランティア活動で地方の貧しい子どもたちの学習支援などをしていた。 大学生時代は民放テレビ局でのアルバイトや結婚式のメークアップアーティストとしても活躍。 2019年、10ドルを元手にストリートフード(インドネシア風揚げ菓子)の製造販売を始め、友人と共同出資でレストランを開くまでに成長させることができたが、コロナ禍により2021年にやむなく閉店。 同年6月、単独でSkyra Coffee shopをオープンし、現在に至る。 2022年、UNDPと東ティモール観光通産省が開催する「ビジネス・イノベーション・チャレンジ」でトップ15に入賞し、ここで得た賞金を元にSkyra Coffee shopをディリ市内2店舗に増やし、10人のスタッフを抱えている。

 Skyra Coffee shop

 お店の紹介動画(TikTok)


ドミンゴス・ペレイラ(Domingos Pereira)さん

通称、 アメウ。ディリ郊外のヘラで生まれ育ち、現在30歳。私立ディリ大学で英語教育学を専攻。農村地域で英語教育や社会活動を実施する青年ボランティアとして活動。 2019年にクアラルンプールで開催された東南アジア・ヤング・リーダーシップ・イニシアティブ・ワークショップに参加したことをきっかけに、地域コミュニティに貢献することを決意。2020年に友人とYouth Empowerment For Future(YEFF)を立ち上げ、20人の青年ボランティアとともにアグリビジネス事業を地元のヘラで開始した。農業研修とビジネスネットワーキングを組み合わせたこの青年育成事業は、ワークショップ修了者のアウトリーチコンペティッションで評価され、優勝。2022年にYEFFを有限会社として登録。 コロナ禍による経済活動の制限や2021年4月の豪雨による洪水被害を受けながら、野菜栽培とディリ市内の市場への販売、地鶏やアヒルの飼育、淡水魚の養殖といった活動を続け、地域の若者や女性、社会的弱者など就労機会から遠ざけられた人たちへの機会創出に努めている。 将来を担う若い世代の一人として、自分の小さなアクションが地域のひいては国の将来に大きなインパクトをもたらすと信じている。モットーは「Need Action to Achieve Result(NATAR)」(蒔かぬ種は生えぬ。略語のNATARはテトゥン語で「田んぼ」の意。)

 Youth Empowerment for Future_”YEFF”

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